FPフィナンシャルプランナー資格についてまとめてみました

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ファイナンシャルプランナー資格は、どうすれば取得できるのでしょうか?

受検日程は?難易度や試験範囲は?

資格挑戦前に知っておきたいFP(フィナンシャルプランナー)についてご紹介しますね。

 

ファイナンシャルプランナーの受検日程は、年3回実施されています。

これは、国家資格である2級FP技能士と、民間資格であるAFPのどちらを取得する場合でも同じです。

2級FP技能検定はAFPの試験を兼ねていますので、2級FP技能検定に合格すれば日本FP協会へ登録するだけでAFPの資格も取得という事なんですね。

 

✔2級FP技能検定には受検資格があります。

以下のいずれかに該当する必要があります。

1. 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了

2. 3級FP技能検定、または厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

3. FP業務に関して2年以上の実務経験を有する

 

つまり、認定された講座を修了すれば、保有資格や実務経験にかかわらず、

誰でも受検することができるという事なんですね。

認定講座に関しては、日本FP協会のリンクを添付しますので、

こちらを確認してみて下さい。

認定教育機関を日本FP協会が公開しておりますので、

この中からご自身に合った受講先を決定して申し込んで、

数回の添削、提案書の作成を経て修了すれば、

2級の受講資格を得ることが出来ます。

https://www.jafp.or.jp/aim/afp/training/

 

✔検定は学科試験と実技試験です。

等級

種類

出題形式

問題数

制限時間

合格基準

3級

学科

筆記(マークシート形式)

60問

120分

36点以上(60点満点)

 

実技

筆記(マークシート形式)

20問

60分

60点以上(100点満点)

2級

学科

筆記(マークシート形式)

60問

120分

36点以上(60点満点)

 

実技

筆記(記述式)

40問

90分

60点以上(100点満点)

 

 

学科検定

ファイナンシャル・プランニングに関する下記の6分野から出題されます。

・ライフプランニングと資金計画

・金融資産運用

・タックスプランニング

リスク管理

・不動産

・相続・事業承継

 

実技検定

ファイナンシャル・プランニングの相談業務に必要な下記の4分野について、

各科目における図表等の読み取り、諸計算、提案書作成技術、係数表の利用、

事例に沿った分析・提案などの技能を審査します。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング

2. ファイナンシャル・プランニングのプロセス

3. 顧客のファイナンス状況の分析と評価

4. プランの検討・作成と提示

 

学科、実技ともに、計算機(電卓)を持ち込むことができます。

計算が苦手な方でも安心ですよね。

受検の申込いは試験日の約2ヵ月前から、郵送またはインターネットで行えます。

合否結果は試験日から約1ヵ月半後に発表され、

インターネットから照会することができます。

 

検定に関する詳細は、実施団体である一般社団法人 金融財政事情研究会か、

日本FP協会のウェブサイトから確認できますので、必ずご確認下さいね。

 

ファイナンシャルプランナー資格の特徴なのですが、

合否判定が学科試験と実技試験で個別に行われ、

一部合格はその試験実施日の翌々年度末まで有効な事です。

 

学科試験、実技試験のどちらか一方に合格した場合、

もう一方の試験だけに改めてチャレンジできるので、

合格のチャンスが大きいと言えますよね。

 

✔FP資格には国家資格と民間資格の2種類が存在

国家資格である「FP技能士」には1~3級のレベル分けがあります。

民間資格には日本FP協会が認定するAFPと上級資格であるCFPがあります。

 

✔試験実施団体は「金融財政事情研究会」と「日本FP協会」の2つ

学科試験問題は同一内容ですが、実技試験の科目が異なります。

まとめますと以下の表になります。

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✔FP技能士とAFPの違い

試験を実施している団体が異なるなど、いくつかの違いがあります。

FP技能士の資格は更新不要で生涯有効ですが、AFP資格は資格取得後も

「継続教育によって最新情報を身につけながらFPとして活動する」という

目的のために2年ごとの更新手続きを義務付けています。

いかがでしたでしょうか?

受検のための情報をまとめてみました。

国家試験としては割合取得しやすい試験であると言われております。

受検回数も2級では年3回ありますし、6割が合格ラインであることも

チャレンジしてみたくなる要素ですよね。

yosamika.hatenablog.com

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よかったら見てくださいね!