資格挑戦!その前に士業って収入は…⁉
弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、行政書士、社会保険労務士・・・士業の先生方ってどのくらい稼いでいるのだろう?
一昔前と違って、今では士業では飯は食えないとか…興味があって調べ始めると、色んな資格試験の通信教育のサイトに記載がありましたが、結構まちまちな内容です。
■士業の年収
資格試験情報サイトを見てみると、資格の魅力ややりがい、資格取得なでの平均的な勉強時間の目安、難易度などに並んで平均所得が記載されています。
平均なので、上から下までの差がとても大きい様なのです。商売的才覚がある方から、あまり営業に力を入れていない方、いや、力を入れても普通に所得が少ない方まで様々であるようなのです。
法律系士業の最高峰である弁護士ですら、食えない方が増えているとか…昔持っていたイメージとは全然違っていますね。では、ほかの士業ではどうなのでしょうか?
資格挑戦するにも、弁護士は今更望むべくもないとして、どの資格を目指せば良いのでしょうか?
■士業の職種別所得
弁護士 |
約 1100万円 |
約 900万円 |
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税理士 |
約 700万円 |
約 670万円 |
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約 630万円 |
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約 600万円 |
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約 500万円 |
※平均年収.jpよりhttps://heikinnenshu.jp/shi/index.html
給与所得者と申告納税者(自営業など)で結果は異なってくると思います。
また事業所規模や年齢、経営側か勤め人側かによっても勿論異なってくると思います。
弁護士はさすがの高さでした。しかし、業界の悲惨さを訴える弁護士がいるという事も各種媒体で報告されております。司法制度改革による競争激化はありそうですよね。
他の法律系士業は受験者数は減少傾向のようですが、合格率で調整されており、人数が激増している訳ではなさそうですが、法資格としてオールマイティの弁護士も競争激化が、他の士業の独占業務の分野までしわ寄せてきている事は言えそうです。
それもこれも考慮して、弁護士資格は難しいにせよ、いくつかチャレンジしてみたいという気持ちがあります。
■それでも資格取得を目指すか?
サラリーマンも最後まで勤め上げることは難しいご時世ですし、セカンドライフを見据えて定年なく働ける資格を活かすお仕事にも興味があります。
食えない士業といえども、どんな業界でも、要はやりようだと思います。
その意味では行政書士や中小企業診断士、社会保険労務士などは、自分で得意分野を持って長く仕事していけそうな思いもあります。
資格を取って開業しさえすればバラ色、ではない事を認識したうえで、サラリーマンとして稼げるうちは稼ぎ上げて、その後に困らないように資格取得をしていく、そして徐々に資格取得した業界に近しい事から始めていく、この様に考えてみたいものです。
先だって新聞でも、退職後に、かつて30年前に取得した行政書士の資格を活かしてお仕事をされている方の記事を拝見しました。その方も思わぬ形で資格を活かせたと仰っておられましたし、勤め人で経験されてきた事柄の延長線上のお仕事に資格を活かしているとの事でした。
若い内に、受験に耐えうる頭脳である内に、取得できる資格は取得しておくことが肝要なようにも思えました。不足する収入分は、サラリーマン時代の貯蓄と投資による配当収益で賄える、この様な形を理想として行きたいと思います。